手書きとタイプではどう違うのか? / 履歴書の書き方マスターガイド
手書きとタイプではどう違うのか? / 履歴書の書き方
さて、応募用紙も決まったとします。用紙は手書きにしますか?それともPCでタイプしますか?
面接官をやっていた私の個人的な見解は「手書きは読み難い」ということです。字が上手な人ならまだしも下手な人が書いてきた履歴書は暗号を解読するようなもので、時間がかかります。
ならば、タイプがいいのか?
タイプの方が綺麗です。実際、タイプでもいいと言う企業もありますが、現状はどうなのでしょうか?先ほどの私の話に戻しますと、手書きは読み難いですがタイプするよりはまし・・・です。
何故そういった印象を面接官が受けるのかというと、タイプは簡単に作れることを知っているからです。そしてタイプした人の多くは「手書きよりも簡単だから」という理由でタイプする人が殆どです。
「私は400字タイプするのに4時間かかります。ですから、あえてタイプを選びました。」
そんな人がいるでしょうか??いませんよね(笑) 楽をしたという印象をわずかながら与えてしまうことは決してプラスには働きません。そしてタイプすると大量に履歴書が量産できるじゃないですか。
履歴書を見るのも人間です。
あなたが書いた履歴書は数多くある応募先候補の中からあえて貴社に決めました・・・と言った誠意の伝わってくる手書きの(オンリーワン)の履歴書であったなら・・・タイプよりは印象が良いことは明らかですね。勿論応募先を1つに絞ってくださいと言っているわけではありません。
あくまでも応募先ひとつひとつに対して、「ここしかないんだ!」という気持ちが伝わるようにすることが書き方のコツであるということです。手書きはコピーしない限り(コピーは最悪です!)量産できません。1枚しかないのです。この世に一枚しかない履歴書だと思わせることもテクニックのひとつだと私は感じます。