中退やブランクがある場合はどうする? / 履歴書の書き方マスターガイド
中退やブランクがある場合はどうする? / 履歴書の書き方
採用担当者として私がいくつもの履歴書を見てきた中で、気になったのが学歴のブランク。この人はこの間何をやっていたのだろうか?そう思うときがあります。特にブランクが長ければ長いほどその傾向は強まります。
素直に全てを書くのもよいですが、例えば中退した場合などはその理由を書き入れましょう。例えばその理由はあくまで自分の中では正当なものであったとしても、採用担当者の目にはそう映らないかも知れません。あくまでもポジティブな理由を記載することが大切です。
何も記載がない場合は採用担当者にはただ飽きっぽいだけ・・・とか長続きしない人というマイナスなイメージにとられてしまうことも多くあります。
ブランクが1,2年なら特に明記する必要はないですがそのブランクの理由によっては書き入れることも大切です。私が知っている例では大学を休学し、自分のお金で1年間留学したといった方がいましたがそういった人は休学理由などを積極的に書き入れましょう。
大学などの最終学歴だけを書いてキャリアについてより多く書くタイプの履歴書を選ぶことでブランクや中退について書き込まなくて済みます。しかし、そのブランクがあまりにも長くなると「いったいこの人は何をやっていたのだろうか?」と余計な心配を与えてしまいますので、その際は理由をキチンとプラスな方向で書き入れるようにしましょう。
いくらブランクがあっても、また中退したとしてもその人の能力自体が否定されるわけではないと思います。ただし、余計な不信感などを採用者に抱かせない工夫は必要です。また、中退した理由自体がそんなにプラス発想からではない場合もあると思いますが、そんな問題も次の成長につなげたのだという点を記載することでカバーすることも出来ます。